自律神経のバランスがよい状態とは

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交感神経と副交感神経のバランスが大事

交感神経と副交感神経は、敵対する関係ではなく分業して働いています。そのため、一方が活発に働いて優位になるときは、必ずもう一方の働きが抑えられるのです。

やじろべえ、またはシーソーをイメージしてください。例えば、やしろべえの両端に交感神経と副交感神経がついているとしましょう。やじろべは、一方が上がると一方は下がるようになっています。

ストレスや疲れなど、体にとってつらいことが続くと交感神経が反応して優位に働くため、やじろべえの交感神経の方が下がり、全体のバランスが崩れてしまいます。

ここで大切なことは、やじろべえのバランスが崩れたままにはならない点。交感神経が過剰に優位になると、副交感神経が頑張って働き、交感神経を元のレベルまで戻そうとするのです。

つまり、交感神経が優位になってくると、自動的に副交感神経が守りの体制に入るわけです。こうすることで優位になった交感神経をちょうどいいバランスのところまで戻します。

こうした副交感神経が行う"守りの働き"が維持できているのが「自律神経のバランスがいい状態」で、なんらかの理由でこの働きが維持できなくなるのが「自律神経のバランスが崩れた状態」なのです。

交感神経の緊張

自律神経のバランスが大きく崩れて、交感神経が優位になり過ぎた状態が続くことを「交感神経の緊張」と呼びます。

たとえば、昼夜逆転の生活をすると、本来は副交感神経が優位になるべき夜間に交感神経が働きすぎ、副交感神経がうまく働けなくなります。

残業続きの人、夜間勤務の人、自宅に仕事を持ち帰る人、夜遅くまでスマホやパソコンを見てブルーライトを浴びている人。忙しい人や生活リズムが乱れている人ほど、交感神経が働きすぎて、自立神経のバランスを乱しがちになります。

交感神経が働きすぎていると、休息時にも心身がリラックスできません。睡眠中も十分に体を休めることができないのです。交感神経の緊張が化膿性の炎症や組織破壊などをもたらし、ガンや生活習慣病を引き起こす原因にもなります。

副効果神経の過剰反応

反対に、副交感神経が優位になり過ぎても、自律神経のバランスが崩れます。

副交感神経が優位になりすぎるのは、交感神経の緊張に対して副交感神経が過剰な反応をおこすときで、これを「副交感神経の過剰反応」と呼びます。副交感神経が優位になりすぎて、疲れている人もいます。

日中、体をあまり動かさない生活をしていると交感神経が活性化せず、副交感神経がダラダラと働き続けてしまいます。すると、ちょっと動いただけで心身に疲れを感じるようになります。副交感神経の過剰反応は倦怠感や無気力感、アレルギー疾患や浮腫(むくみ)などを引き起こします。

交感神経と副交感神経のバランスが大事

交感神経と副交感神経の"分業体制"を簡単に説明します。交感神経が優位になると体温が下がり、血圧が上昇、呼吸は浅くなり、血流が悪くなってしまいます。これらは、どう考えても、体にとってはマイナスのことです。

一方の副交感神経が優位になると、体温が上がり、血圧が低下し、呼吸は深くなり、心拍はゆるやかになり、血流が促進されます。つまり体にとってはプラスのことが起きるのです。

ここから、交感神経が優位な状態が長く続くと体調不良や病気につながりやすく、副交感神経が優位になることで健康が保たれる、というひとつの結論が導きだされます。

もちろん、働くときや勉強するときには、交感神経が優位でなければヤル気は生まれません。すべてにおいて副交感神経さえ優位にしておけばいいというわけではありません。あくまでも、健康維持には、交感神経と副交感神経の分業がバランスよく行われることが大切なのです。

規則正しい生活が自律神経のバランスを整える

では、自律神経の乱れを整えるには、どうすればよいのでしょうか。昔からよくいわれることですが、規則正しい生活をすることがいちばんです。

朝は早めに起床し、日中は活動的に働き、夜は早めに帰宅して睡眠をしっかりとる。生物として当たり前の生活が、自立神経のバランスを整えてくれるのです。

血液検査で自律神経バランスがわかる

現代人の生活はストレスにさらされやすく、ともすれば交感神経ばかりが緊張してリンパ球の割合が少なくなりがちです。

顆粒球が多すぎる人は交感神経が働きすぎの場合が多く、酸化ストレスにさらされやすい状態になっています。また、リンパ球が多すぎると、活力が低下してだるくなります。

両者のちょうどいいバランスは、白血球中で顆粒球54~60%、リンパ球35~41%といわれています。そこで、顆粒球で最も多い好中球とリンパ球の比率を調べれば、自立神経のバランスを推察することができます。血液検査の際に、追加依頼をすると調べてもらえます。