多彩なスパイスの薬効を取り入れたカレー

2022/07/08

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スパイスを使ったカレーは夏の定番メニュー

スパイスカレー

もともとは外国料理であるのに、カレーライスはすっかり日本の食卓の定番メニューになっています。

四季を問わず、一年中食べられていますが、特に食欲の落ちる夏場に好まれるのがカレーの強みではないでしょうか。

実際、カレー製品が全国的に最も売れるのは8月だそうです。

でも、そもそもカレーって、一体何?

カレーはスパイス(香辛料)の集合体。

「カレー粉」という単体の粉は存在しないのです。

市販のルウでは、30種類程度のスパイスがブレンドされており、その加減で、味や風味が変わってきます。

このスパイス類が、唾液や胃液といった消化液の分泌作用を促し、食欲を呼び起こして夏バテに対抗するのです。

さらに、食べた後の発汗が暑気払いにもなります。

カレーのスパイス効果は多種多様

日本には、明治の開国後にイギリスから伝来しましたが、カレーのふるさとインドでは、スパイスが伝承医学のアーユルヴェーダで薬として多用されてきました。

カレー粉の2~3割の容量を占めて、黄色の色づけをしているターメリックは、ウコンの根茎を乾燥させたものです。

その主成分であるクルクミンには、発ガンや老化などをもたらす生体の酸化を防ぐ抗酸化作用があり、ガンや腎不全、神経障害、動脈硬化などを予防したり、肝機能を促進してくれたりもします。

さらにクルクミンが腸管で変化するテトラヒドロクルクミンは、クルクミンよりもっと強力な抗酸化作用をもっており、生体防御機能を担っているとされています。

ガーリックが最も注目されるのは血栓防止効果です。

血液を固まりやすくさせる血小板の凝集を抑え、血栓をできにくくします。

この作用で血液の循環を良くして、食欲を増進、コレステロールを低下させます。

ガーリックの効いた料理を食べれば、1~2日間、測定できるほど血栓予防効果があります。

唐辛子は唐辛子ダイエット法が流行ったように、辛味成分のカプサイシンにエネルギー代謝促進効果があります。

唐辛子料理を食べた途端に汗が噴き出してくるのは、カプサイシンが血管を拡張させるためです。

血流が良くなることで皮膚の温度が上昇する結果、発汗するわけです。

カプサイシンは、副腎皮質ホルモンのアドレナリンの分泌を促して、糖質や脂質のエネルギー代謝の増進を図ります。

クミンは消化促進、解毒、利尿作用があり、コショウは少以下促進や食欲増進、発汗。

コリアンダーは鎮咳、解熱、健胃。

シナモンは抗菌、抗カビ作用。

といった具合に、カレー効果は多種多様なのです。

食事に多彩なスパイスの薬効をふんだんに取り入れたカレーは、病気の予防を兼ねる長年の生活の知恵でもあるわけです。