女性ホルモンを増やす方法

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不足したエストロゲンを補う方法

女性にとって、女性らしさと若々しさを保つホルモンは女性ホルモンです。

女性ホルモンにはいくつかの種類がありますが、若々しさを保つホルモンで最も重要なのは、卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)です。

女性の更年期障害は、卵巣機能が低下してエストロゲンが欠乏し、それによってホルモンバランスが崩れることから起こります。

主な自覚症状は、脈が速くなる、動悸がする、血圧が激しく上下する、ほてりやのぼせが起こるなど、強い体調不良です。めまいや耳鳴り、肩こり、不眠、疲労感などが現れることも少なくありません。また、精神症状も強く現れます。情緒不安定、不安感、イライラ、抑うつ気分などです。

こうした心身の不調が長期に渡って続くため、QOL(生活の質)は落ち、女性としての若々しさも失われていきます。そこで女性にとっても、50歳前後から女性ホルモンを増やす努力が重要になります。

イソフラボンを摂って女性ホルモンを増やそう

女性としての若さを保つ方法としておすすめなのは、大豆製品を十分に摂ることです。

豆腐、納豆、豆乳、味噌を普段から多めに食べておきましょう。大豆製品に含まれるイソフラボンは、エストロゲンと分子構造がよく似ていて、エストロゲンの作用を一部代行してくれるのです。

女性は閉経とともに卵巣機能が失われます。これによって、エストロゲンの分泌も激減します。それは避けて通れない人体の成り立ちです。エストロゲンが激減したのちも、女性らしさと若々しさを保つには、イソフラボンの摂取が役立つのです。

食品安全委員会の報告では、イソフラボンの摂取量は1日に75ミリグラム程度が適当とされています。豆腐なら一丁、納豆なら2パック、豆乳なら200ミリのパック2本です。ところが、日本人の1日の平均摂取量は30ミリグラム程度と理想量の半分しか摂れていません。

だからといって、サプリメントや強化食材などに頼って、イソフラボンを摂ることはおすすめできません。イソフラボンは過剰に摂取すると、血中ホルモンが変動したり、生理周期が長くなったり、子宮内膜症を発症したりなどの副作用が報告されています。

イソフラボンは食事の中から自然が形で摂るのが望ましい栄養素です。毎食の味噌汁に豆腐を加え、朝は納豆を1パック食べ、おやつに豆乳を1本飲んでおけば十分です。なお、大豆製品を多く摂っている女性は、乳ガンになりにくいというデータもあります。