飲み物で内側からきれいに!

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体の中からキレイになる飲み物

「水を1日2リットル飲む」はウソ

ペットボトル入りの飲み物やマイボトルを会社などに持っていくことが一般的になったからか、冷たい飲み物を通年飲む女性が増えているようです。ペットボトル入りの飲み物の代表的なものがミネラルウォーター。「水は1日2リットル必要」という俗説があるのも一因かもしれません。

でもだれでも一律に2リットル飲めばよいというのもおかしな話ですよね。それは、汗の量や運動量などから、必要な水分の量は人によって異なるからです。水分は、のどが渇いたら飲む程度で充分なのです。

ところが、現代人は水分を摂りすぎる傾向にあるます。のどが渇いてもいないのに、なかば義務感で飲んでいるいる人が多いようです。水を飲みすぎると、胃腸が冷えたり、むくみを招いたりします。むくむと肌の代謝も悪くなり、美容に悪影響ですので注意してください。

太っていることを気にするあまり、1日2リットルのダイエット茶を飲んでいたら、貧血になってしまった女性がいるそうです。これは、鉄分やカルシウムの吸収を妨げてしまうタンニンの影響と考えられます。また、含まれているカテキンは葉酸の吸収を阻害しますので美肌のためにもプラスとはいえません。

飲み物のルールとして、食事と一緒に飲むなら、ほうじ茶や麦茶、ルイボスティー、ミント、カモミールなどのハーブティーがオススメです。

カフェインは美肌の敵

コーヒーや紅茶、日本茶などに多く含まれているカフェイン。カフェインは神経を覚醒させ、また血管収縮作用もありますので、取り過ぎは体にも肌にも悪いのです。多くの方はカフェインの摂取に無頓着なようですが、カフェインを含む飲み物は1日2杯までにとどめておきましょう。

また、寝る前にカフェインをとると、睡眠にも影響がでるので、これだけは避けるようにしてください。カフェインは栄養ドリンクやエナジードリンクに入っていることが多いので、気をつけましょう。

季節を問わず温かい飲み物がベスト

冷たい飲み物は体を冷やし、代謝を悪くさせます。ふだんからなるべく温かい飲み物を飲む習慣をつけておくと、美肌にもつながっていきます。

美肌のためには、カフェインを含まない温かいハーブティーがいちばんおすすめです。朝は気分がスッキリするミント、2中はビタミンCを多く含むローズヒップや免疫を高めてくれるエキナセアなどのハーブティーを選ぶといいでしょう。

また、お風呂上がりなど、ほてった体を鎮めたいときでも、冷たいものをがぶ飲みするのは避けて、なるべく常温のものを飲みましょう。就寝前は、眠気を誘ってくれるカモミールティーがおすすめです。

ちょっとした心がけの積み重ねが美肌の大きな実りになるのです。飲み物に気をつけて、内側からも綺麗を目指しましょう。