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界面活性剤|肌のバリア機能を壊す化粧品成分

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日本形成外科学会認定医の夏井睦先生

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界面活性剤について

いかに皮膚に良い成分が含まれている化粧品だろうと
基剤が界面活性剤を含んでいれば元も子もない。

…中略…

化粧品は一日の大半、肌を覆っている。
朝 7 時にメイクをして夜 7 時に落とすとしても ,
12 時間連続して皮膚を化粧品が覆っていることになるし、
もっと長い時間メイクを落とさない人も多いはずだ。
つまり、女性の肌は連日 12 時間以上界面活性剤で覆われていることになる。
大切な皮脂は分解され続け、その代わりに栄養にならないクリームが覆っているだけだ。

日本形成外科学会認定医:夏井睦著『傷はぜったい消毒するな』より

界面活性剤とは

界面活性剤は、もともと機械の洗浄に使われていた物質で、最高に強い毒性を持っていると同時に、
環境ホルモン作用があることも指摘されている合成科学物質。

ことわざにも「水と油の関係」とあります。
本来なら混ざらない二つを混ぜるのが「合成界面活性剤」です。

そのほかにも、合成界面活性剤には、湿潤作用・浸透作用・発泡・洗浄作用・柔軟作用・菌を殺す殺菌作用など
があり、クレンジング剤や乳液、クリームなどに多く含まれている他に、農薬にも含まれています。

お皿の油汚れも瞬時に分解してくれるので、一般的には台所用洗剤などに配合されています。
クレンジング剤に配合すると、落ちにくいメイクや汚れも一瞬で浮き上がるため、
今では化粧品メーカー各社が好んで使っています。

クレンジング剤を常用されていた方は、
しっかりと落としてくれるし、とても使い心地の良いものだと感じていたはずです。
しかし、合成界面活性剤入りクレンジング剤には感情がありません。
これはメイク汚れ、これは酸化した皮脂、これは大切な皮脂膜、などと分けて洗浄してくれるわけではないのです。

合成界面活性剤は、
メイクの汚れや酸化した皮脂のほか、美しさを保つために必要な天然のクリーム皮脂膜までも奪ってしまいます。

人気のオイルクレンジングの毒性はクレンジング剤の中でダントツNo1です。

一見安全そうなオイルクレンジングの正体は・・・
台所洗剤よりも洗浄力の強力な合成洗剤(界面活性剤)をオイルに溶かしたものなのです。
クレンジング剤などの化粧品の怖いところは、一度使ったからと言って、目に見える傷が付くわけではなく、
徐々に弱い肌にしてしまうところにあります。

これでは、合成界面活性剤が原因?とは考えもしないですよね。

肌のバリア機能を壊す合成界面活性剤

また、合成界面活性剤は浸透作用も持っています。
その作用を利用して、化粧品に含まれる美容成分を肌の奥に浸透させてしまいます。

この部分だけの説明だけ聞くと・・・
「きれいになれる成分が奥まで運ばれるなんて、うれしい!」と思いますよね。

しかし、肌に不必要な合成科学物質までもが侵入していき、アレルギーを起こすことも考えられます。

もともとお肌には、外からの異物を通さないようにする「バリア機能」があります。
美しいお肌の条件とは角質層が整い、バリア機能が正常であることなのですが・・・
合成界面活性剤は、お肌に必要なものまで根こそぎ奪い去り、この大切なバリア機能を破壊してしまうのです。
そして奥深く入りこみ、皮脂腺の機能を低下させます。
すると、お肌は乾燥し、ひどい場合には砂漠のようにひび割れが起こるようになります。
使うほどにお肌がカサつき、いつしか、強力な保湿剤なしには過ごせなくなってしまうのです。

さらに、
合成界面活性剤によってバリア機能を破壊された肌は外的刺激から守ることができずに、
敏感肌になってしまいます。そうなってしまうと、どんなに刺激が弱いといわれているものでも、
刺激物になってしまうのです。これが、なかなか治らない肌荒れの原因なのです。

合成界面活性剤はお肌の上で残留し、肌を傷め続けます。
ということは、乳液やクリームを塗って、睡眠をとったり、日中出かけるというのは、
24時間お肌を傷め続けていることになるのです。

アミノ酸系合成界面活性剤なら大丈夫?

石油系合成界面活性剤は「なんとなく悪そうなイメージ」、
アミノ酸系合成界面活性剤は、「なんとなく良さそうなイメージ」があるかもしれませんが、
あくまでもそれはイメージの問題。
どちらも合成界面活性剤であることに変わりはないのです。
「つまり、どちらも同じ。ってことなんですね。」
合成界面活性剤を入れることによって、ツルツル・スベスベとした手触りや肌触りを実現しているのです。
「商品としての魅力を優先するか、お肌の健康を優先するか・・ということなんですね。」

両方大切にできれば良いのですが・・・
化粧品業界の現状を見てみると、残念ながら肌よりもモノを見ている。そんな傾向が強いようです。